私は日本化粧品検定の3、2、1級合格者で、今のところコスメコンシェルジュの認定を持っています。
ですが、化粧品の勉強をする前までは化粧品に関しては完全に無頓着で、基礎化粧品は安くていいかなーくらいしか考えてなくて、全くこだわりなく過ごしていました。
そんな私がどうして化粧品について勉強するようになったかというと、私はとにかく夏場は毎日のように口の周りにニキビが出来ているような酷い状態でした。
でもそんな酷い状態でも皮膚科門前の薬局の薬剤師として務めていて、ニキビなど皮膚の悩みを持つ患者さんに薬を説明して渡していました。
薬局も一応は敏感肌やニキビ用の化粧品など取り揃えていましたか、全く置いてるだけでアピールもしてこなかったですし、少し高いなぁなんて全く自分に使おうなんて思ったこともなかったんです。
でも何をきっかけだったか、そのシリーズの中でも一番リーズナブルだったニキビシリーズの化粧品をちょっと使ってみようと思って洗顔料と化粧水とジェルを買って使ってみました。
それが1日で効果てきめん!
毎日出来ていたニキビがほぼ発生しなくなったのです!
私はとても感心してしまって、一体今まで使ってきた化粧品と一体何が違うのか、スキンケアに関して間違っていること、そして正しいことは何なのか興味を持ち勉強するようになったのです。
その中で何か資格を取るために本格的な勉強をしたいと色々ネットで探し見つけたのが「日本化粧品検定」でした。
化粧品は結構化学の知識が必要になります。
薬は基本有効成分の勉強しかしませんが、化粧品は全成分を読む勉強ですので、薬の見方も有効成分だけでなく添加物を見るようになりました。
私は化粧品と行ってもメイクに関しては検定くらいの知識はありますが、実際使っているのは100均のものだったりちふれやセザンヌといったプチプラの価格帯のものを使用することが多いです。
(ただ、ファンデーションは多少投資した方が仕上がりが良い気がします)
基本的なスキンケアやシャンプーに関しては市販の安すぎるものは避けるようにしています。
安いものはだいたい脱脂力の強い洗浄剤が使われていてお肌や髪の毛が乾燥しやすいです。
クレンジング、洗顔は商品パッケージや宣伝に流されることなく自分でネットなどでも勉強して成分の見極めが大事です。
クレンジングはミネラルオイルの多いものはメイクだけでなく皮脂も落としてしまいます。ウォータープルーフのバッチリアイメイクだったらミネラルオイルでのクレンジングが必要ですが、部分的に濃いメイクのところにだけ使いましょう。
私みたいな大人ニキビの方はニキビができやすいからと、洗浄力の強いクレンジングや洗顔を使ったり、化粧水だけで乳液、クリームなど油分を塗るのを避けたりした方が良いと考える方も多いと思いますが、それはほとんど間違いです。
大人ニキビには色んな原因がありますが、その一つがお肌の乾燥です。
洗浄力の強い洗浄剤で洗うともちろん乾燥しやすい上に化粧水のあと油分で覆わないとせっかくの化粧水も蒸発してしまいます。
お肌が乾燥するとお肌が固くなって毛穴が詰まり易くなります。
またお肌が乾燥していますと乾燥しないようにするためお肌から皮脂をどんどん出そうとします。それが菌のエサになり脂漏性皮膚炎やニキビの原因になると私は思います。
なのでどんなお肌でも個人的には適度な洗浄剤とそのあとの水分と油分の補給が大切だと思います。
ただやっぱりニキビ肌の方は油分を使うのに抵抗あると思います。油分の成分によっては確かにニキビができやすい成分というものもあります。
そんな時はニキビ用の化粧品(ノンコメドジェニック)を選ぶようにしてください。そしてそれをニキビができている時だけじゃなくて、ニキビが落ち着いても使い続けましょう。
今回化粧品のの勉強をするきっかけと、私が長年悩まされていた大人ニキビのケアについて書きました。
どんなにきちんとケアをしていても、私も生理前はやっぱりポツンとニキビが現れることはあります。
そんな時は女性だから仕方ないと思いつつ、繰り返さないために今一度きちんとしたスキンケアを心がけるようにしたいものです。
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