先日の主人の血糖値やHbA1cの検査結果を見て
料理が苦手とはいえ
本腰を入れて食事について考えないといけないと
最近いろいろ調べていました。
私自身が家事全般あまり器用でなく
こんな食材があるからこんな料理ができそう!
なんて発想は無理なので…
…でもどういったものを作れば良いのか
何となくもやもやしていました。
先日の記事でも書いたように
血糖値を下げる
つまりインスリンの働きを活性化するには
内臓脂肪を減らす必要があります。
それを元に書籍などないか探していたら見つけました。
ズバリ!
「内臓脂肪を減らす食べ方」
著者 工藤孝文
工藤先生は時々テレビでもお見かけする
有名な減量外来/糖尿病外来のお医者様ですね。
工藤先生のこの本は
私の疑問に色々答えて下さってました。
その中で初めて知ったのが
「1975年の食事」でやせる!
という項目で
1975年の食事が
最も健康効果が高く
老化を遅らせ
肥満を抑える効果が高い
という内容でした。
ただ、1975年=昭和50年
私はまだ生まれてない年代でして
物心つく小学生の時にはもう
昭和60年代~平成ですので
ちょっとずれています。
なのでネットなどで更にどういう内容が
昭和50年の食事なのか調べました。
<昭和50年の食事 7大ポイント>
1.豆製品を積極的にとる
豆腐、納豆、大豆などなど
割と日常的に摂れていると思います。
2.魚は毎日、肉は3日に1度
これは今は完全に逆のパターンの
肉は毎日、魚は3日に1度になっていますよね…汗
やはりお肉はどうしても脂が多いですし
炒めたりすることが多いので
油脂の摂りすぎに繋がると思います。
3.卵は毎日1,2個
卵は完全栄養食と言われているので
私は卵だけは毎日1個は食べるようにしています。
主に朝食に目玉焼きが多いです。
4.みそ汁は1日2杯
これもできてないですね。
でも確かに小さいころから
お母さんが作る献立の中には
みそ汁が朝晩あった気がします。
味噌は発酵食品ですし
色んな具材を入れれば
1品で栄養が摂れる優れものだと思います。
インスタントもありますし続けやすいと思います。
5.海藻・キノコ類を多く摂る
海藻・キノコと言えば
食物繊維が豊富で低カロリーのイメージ。
現代人はこの食物繊維が全然足りていないと
言われています。
みそ汁に入れたり、和えたり
和食には合う食材ですね。
6.デザートは果物
デザートにケーキなどお菓子はダメってことと
果物にはビタミンが多く含まれていますので
糖分が多いので食べすぎはダメですが
上手く取り入れることで
栄養バランスはかなり良くなりそうです。
7.調理法は「煮る」優先
揚げたり、炒めたりする調理法は
だいたい油を必要とします。
油脂は糖質、たんぱく質と比べると高カロリーですので
料理自体も高カロリーになってしまいます。
お母さんがよく作ってくれていた煮物は
やっぱり健康的な料理だったんだなあと思います。
以上のポイントを踏まえ
主食・汁物・主菜・副菜2品
の献立が昭和50年のバランスの良い
ということです。
その中には洋食も取り入れると
絶妙に栄養バランスが整うということなので
和食ばかりは飽きると残念に思わなくても
たまにはハンバーグなど食べて良さそうです。
確かに
主食・汁物・主食・副菜2品
作るのは大変なのですが
副菜はあんまり凝ったものにせず
定番品を使いまわすとか
スーパーの総菜を利用するなどで
工夫していけそうです。
食事を考えたり作ったり…毎日大変ですけど
家族の健康のため
自分の健康のため
作ったもので不健康になったら悲しいですし
外食はお金がかかるし、高カロリーなので
なるべく無理なく良いものを手作りしていきたいです。
みなさんの食生活の一助になれば幸いです。
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