今日は午前中仕事をしたあと
午後から通級で他校に行くため
学校に迎えにいきました。
同学年の同じように通級に行く子たちは
校門まで出てきていましたが
私の子だけなかなか校門に出てきません。
しばらく待てば来るだろうと車の中で待っていても来ないので
時間も少し厳しくなってきたので
教室まで行くことにしました。
(連絡していたので先生も声をかけてくださると良いのに…)
昼休みの教室は先生と生徒さんが楽しそうに話をしていました。
私は先生に挨拶をしたところ図書室にいるとのこと。
クラスメートの子が呼びに行ってくれて無事合流しました。
その待っている間に
「この前の運動会お疲れさまでした!」
とか
「○○君、頑張っていて良かったですね!」
と運動会の感想を話した後
「○○君、家ではどうですか?」
と先生より質問が。
私は少し考えて
「無くしものや探し物が多いし、忘れ物が多いですね」
と答えました。
先生は「そうですね」と言った後
先生「クラスで○○君をよく思わず強く言う子が何人かいまして、
人前でゲップをしたりするから…本人は誰かに何かを言われても
『え、何か言われたの?』とケロッとしているのですが…」
私「そういう人の話を聞かない態度が余計に周りに嫌な思いを
させてしまうことが多いんですよね…」
先生「だからと言って悪口を言って良いわけではないので
自分としては他の子もしっかり指導をしようと思っています」
私「ありがとうございます!」
普通なら私の子のデリカシーのないところを注意されて終わるところですが
今の担任の先生はよくしてくださっていると思います。
1クラス40人近い多感な4年生を受け持っていらっしゃるので
私としてはあまり迷惑をかけたくなく
多くを望まないようにしていて
子供に学校の様子を聞きながら対応できたらいいなと思っていました。
SNSなどで些細なことで誹謗中傷する方が多い世の中
色んな人がいて
誰でも失敗をすることはあって
そういう多様性を認めたり
寛容性を育てるための教育というのは
将来いじめなどに発展しないためにも
重要なことだと思います。
通級では子供たちが指導を受けている間
他の保護者さんたちと話し合いや交流をします。
その中で印象に残ったのは
・学校の担任の先生の対応はそれぞれ違うということ
・ただ𠮟りつける先生がいらっしゃるとのこと
・親が連絡帳に連絡することを書いていても読まないし返事もしない先生が多いとのこと
・通級を終わった後、どういうところで子供の相談をしたらよいのかということ
・通級のために受けれない授業はどのように補填されているのかということ
・中学のこと
・性教育のこと
やはり1日のほとんどを過ごす学校生活のことを
心配される保護者さんが多いです。
失敗が多い子に𠮟りつけるだけの先生なら
他の子はそれを見て同じことをするのは当たり前です。
いじめを先生から作っているようなものです。
その反対に校長先生や教頭先生も協力的で
学校全体でサポートをしようとしてくれているところもあるようで
そういう学校はうらやましく思います。
トットちゃんで出てくるトモエ学園みたいな
一人一人の個性を大事にする
あのような学校が理想だと何十年も前から分かっているのに
そんな学校がどうしてないのだろうと
みんな同じ枠に当てはめて
枠からはみ出た子は障害がある子とされ矯正させられる
日本の教育が不思議でたまりません。
でも、まだまだ変わりそうにない日本だからこそ
発達凸凹さん達は社会で上手く関わっていくために
通級などで頑張って勉強をしているのです。
だから少しでもそういう人たちを理解して
お互い歩み寄っていける世の中になってほしいと思います。
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