モンテッソーリ教育×ハーバード式教育って?

自分の子供の教育について

悩んでいるお母さんは多いと思います。

 

もちろん私もその一人です。

 

去年ネットやテレビなどで

モンテッソーリ教育

というのがあることを

知りましたが

きちんと内容を知らなかったので

今回コチラの本を読んでみました。

その内容・感想を今回書きたいと思います。
目次

モンテッソーリ教育とは?

イタリア初の女性医師マリア・モンテッソーリによって提唱された教育法。

 

基本的考え方は

「子供は自らを成長させ、発達させる力を持って生まれてくる。親や教師は、子供の成長要求をくみ取り、自由を保障し、子供たちの自発的な活動を援助する存在に徹しなけらばならない」

 

そうすることで

ただ指示を待って言われたことを素直にする子ではなく

自分の頭で考え、自分で人生を選択できる子

に育っていく。

 

脳の基礎は0~3歳にできあがるので

あらゆる刺激を与えてあげる。

せめて6歳までにある程度の経験をしておく。

 

うちの子、もうすぐ10歳だから遅いかなあ(;’∀’)中身は幼稚園児なんだけど…

困った行動はすべて親目線

子供は親を困らせたいわけではなく

やりたいことを素直にやっているだけ。

それを認めてあげて

子供の成長を助けてあげることが大事。

子供の好奇心を制限しない。

 

ある時点で今までの遊びを止めて次の遊びをするのは

飽きっぽいのではなく

別の能力を使うことに関心が向き始めたということ。

 

それをやらせてあげると

信頼感から

子供は自分をコントロールできるようになる。

 

エネルギーに溢れ

次々にやりたいことにチャレンジする子が育つ。

 

今は子供が成長しているんだと

親目線を変えることで

イライラがなくなり気持ちに余裕が生まれ

子育てが楽しくなる。

 

発達に困りごとがある子ほど

「才能のかたまり」

 

「才能を伸ばすお手伝いをしている」と捉え

「信じて待つ」

ようにする。

 

「子供の行動が遅い」→「集中力が高い」

「ボーっとしている」→「想像力が豊か」

と言える。

 

子供の才能の芽を

摘んでしまうのか

伸ばしてあげるのか

親次第。

 

集中力

「集中力」はすべての知能をぐんぐん伸ばす。

 

遊びに没頭し、集中しているとき

子供が今まさにグングン吸収し

能力を伸ばすための土台を作っているとき。

 

同じことを繰り返しているのが気になって

ついつい声をかけたくなるが

邪魔をせずとことんやらせるのが鉄則。

 

完全にのめり込んでいる状態を「フロー」という。

フロー状態に入っているときは

周りが騒がしくても

親が話しかけても

耳に入ってこない状態。

 

このフロー状態をどれくらい経験できるかで
ここぞというときの集中力が発揮できるようになる。
「フロー」に入るための5つのステップ
1.子供がやりたいことをする
2.何度も繰り返しやる
3.無言で集中してやる
4.「じぶんでできた!」という達成感
5.次の新しいことへの挑戦
一つのやりたいことをが満足することで
次のレベルへと移行することができる。

多重知能理論

つづいて「多重知能理論」は

ハーバード大学のハワード・ガードナー教授が提唱。

人間には8つの知能があるというもの。

人によってある知能が高かったり低かったりするという考え方。

 

この本の筆者は自分の経験から

日本人向けに「9つの知能」にアレンジし

子供を観察することをすすめている。

 

9つの知能

運動(体)

学力(言葉・数・絵)

社会性(人・自分)

感性(音楽・感覚・自然)

 

乳幼児期にはバランスよく9つの能力を育てる。

親はそのサポートをしてあげる。

 

本には9つの能力について

どんな能力か?

将来どんな仕事に役立つか?

どんな遊びで能力を伸ばせるか?

が書いてありますので気になる方は

読んでみてください(*‘∀‘)

子供への「接し方8カ条」

モンテッソーリ教育で提唱している

「子供と接するときの心構え12カ条」をベースに

筆者さんがご自分の経験をもとに

8つの接し方をまとめています。

 

1.すべてを受け入れる

親のダメが子供の豊かな想像力を奪う

 

2.自分で選ばせる

人生は選択の連続

きちんと選択をさせることで

自分自身が納得いく人生の選択が

できるようになる

また世の中には様々な価値観があることを伝えると

より選ぶ力を育てられる

 

3.信じて待つ

子供が自ら大切なことを気づくのを待つ

気づくことができたこと以外は身につかない

待ってもらった子は、待てる子になる

待てる子はやがて穏やかで心が広い人、許せる人になる

 

4.満足するまでやらせる

ただ満足するまでやらせるのではなく

時間や場所など「ルール」を決めて

その中では子供の好きにさせてあげる

 

5.子供に解決させる

子供同士のけんかは安全を確保し見守る

解決方法を経験から学び、子供は成長していく

 

6.間違えを訂正しない

失敗して自分で考えることが大事

なぜ上手くいかなかったのか

次どうしたら上手くいくのか

考えさせる

自分が考えたことが成功することで

自信をつけていく

 

7.子供と「楽しい!」を共有する

義務感で子供を接すのはNG

ちょっとくらい家事をさぼって一緒に遊ぶのも大切

 

8.自然の中で遊ぶ

自然の中でしか味わえない経験が

脳に刺激を与え豊かな心を育む

テレビやスマホ、ゲームは刺激は強くても

受け身の遊びなので得られるものが少ない

 

まとめ

問題行動を起こしているように見えても

よほど危険な行為でなければ

親はそっと見守って理解してあげることが大事

 

子供への見方が180度変わり

理解され認められた子供は自信が出て

積極的に行動するようになる。

Hiyokoの感想

親の考えを押し付け

いうことを聞かせるのは簡単なことかもですが

子供の能力は何一つ身につかないんですね。

 

問題行動の多い私の子供にも

もう少し広い目で見てあげて

理解してあげようと思いました。

 

6歳までの子供さんを持つ親向けの本ですが

小学生くらいの子供を持つ親でも

十分参考になる本です。

マンガでわかりやすく書いてありますので

気になった方はぜひ読んでみてください(*‘∀‘)

 

記事の執筆現在

AmazonUnlimitedで

読み放題になっていました。


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この記事を書いた人

Hiyokoです。
薬剤師
日本化粧品検定コスメコンシェルジュ
ダイエット検定1級2級合格
ADHDの息子を持つ母

薬剤師のこと
健康のこと
家のこと
自分のこと
子育てのこと
好きな化粧品やスキンケア
についてまとめていきたいと思います。

よろしくお願いします!

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